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企業インタビュー

社会福祉法人 華世会

現場の声を活かし、地域の暖炉のような存在に

「ヘスティア華城」「ヘスティア天神」「ヘスティア伊佐江」など、市内5箇所で特別養護老人ホームやケアハウス、デイサービスなどを運営する社会福祉法人華世会。「地域共生」を掲げ、切れ目のない福祉サービスの提供を目指しています。離職者がほとんどなく、利用者からも好評なヘスティアの取り組みについて、宮崎耕一施設長にインタビューしました。


【宮崎耕一施設長】

―施設内を見学させていただきましたが、職員の方も、利用されているご高齢者も、皆さん明るくて楽しそうですね。介護の現場は大変だと思いますが、何か秘訣があるのでしょうか?

宮崎施設長:利用者さんに日々楽しく過ごしていただくためには、まず職員が気持ち良く働けることが大切だと考えています。職員の思いは、利用者さんにも自然と伝わっていくものなので。そのために意見の言いやすい、風通しのよい職場環境となるように常に心がけています。

―具体的にはどういった取り組みをされていますか?

宮崎施設長:そうですね。例えば、現場の意見が反映されやすいように、様々なタイプの会議を開いています。介護・看護・調理・事務など、それぞれの担当ごとの「横の会議」と、各部署の主任・課長・部長が意見を持ち寄る「縦の会議」。そして、事故防止や感染症対策など、テーマごとのミーティングも頻繁に行っています。職員一人ひとりの気づきを活かしながら、より働きやすく、利用者さんにも喜んでいただけるよう改善を重ねています。

新しい事業を始める場合も、トップダウンで決めることはありません。現場の声を活かし、皆が目的や必要性を理解して納得した上でスタートします。そうでなければ事業を進めていくうえで決してうまくいきませんから。


【手際良く昼食の準備をする職員の皆さん】

―介護施設は、離職される方も多いと聞きますが……

宮崎施設長:幸いにもヘスティアでは、辞めていく職員がほとんどいません。最初の施設がオープンしたのは2000年ですが、そのころからずっと勤めている職員も10人以上います。

たとえ未経験で入ったとしても、職場内の研修などで知識と技術を身につけて国家資格を取得できます。経験もスキルも豊かな人材がそろっているので、目標となる先輩も見つけやすいと思いますね。働きながら、皆ステップアップしていきます。そうした充実感も、定着率の高さに関係しているのではないでしょうか。

―仕事での一番のやり甲斐について教えて下さい。

宮崎施設長:それはやはり、利用者さんからの感謝の言葉です。というのも、福祉の現場にはノルマやゴールがなく、目に見える数値や実績では計れないので。利用者さんからお声がけいただくこと、笑顔や、嬉しそうな表情を見せていただくことが、私たちにとっての何よりのやり甲斐であり、喜びです。

―最後に、これからの展望をお聞かせ下さい。

宮崎施設長:ヘスティアが目指しているのは、いつまでも安心して利用できる施設です。健康なときにデイサービスに通い始めた方でも、歳を重ねるにつれて体力の衰えやご病気などで状態が変わっていきます。その際に、ヘスティアの横の連携ですべて対応できるようにしていきたい。切れ目のないサービスで、最後まで不安なく生活していただきたいと願っています。

ヘスティアは、ギリシャ語で暖炉を指す言葉です。地域の方から、「ヘスティアがあるからこの地域は安心」「どんな相談にも乗ってくれる」といった声を聞くと、本当にやってきて良かったなと感じます。これからも地域との共生を大切にしながら、暖を求めて自然に人が集まるような、そんな施設で在り続けたいと思います。


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